愛犬たちも食欲が落ちることがある梅雨~夏の季節の変わり目。
元気いっぱいご飯を食べてもらうために、簡単な手作りごはんはいかがですか?
手作りと聞くと気負ってしまったり、手間がかかるように感じますが、普段の飼主様の食事作りの際に少し取り分ける程度の簡単なレシピです。
取り分けたあと味付けをすれば飼主さんも同じものが食べられます。

普段のごはんに少しトッピングして、食欲を掻き立て、暑い季節を元気に乗り切ってもらいましょう!
今回は小麦粉にアレルギーのある子にも美味しく食べられるよう米粉を使ったレシピになっています。
お米にアレルギーのある子は、小麦粉を使用してください。

分量は5キロまでの小型犬の4回分トッピング位の量になっています。
メインで食べる場合は半量が一食分ほどです。
おうちの子に合わせた量を調節してください。
どのレシピも残った分は冷凍すれば便利ですよ。

<ふわふわ肉団子>

A あいびきミンチ 100g
豆腐 150g
キャベツ 適量
ニンジン 適量
(その他まいたけなどお好みの野菜)

B 卵 1個
米粉 大匙2

①キャベツとニンジンはみじん切りにする。
②Aの材料をすべて混ぜ合わせ、ねっとりとした生地になるまでしっかりと混ぜる。
③Bを入れ形が少し崩れる程度の硬さになったら丸く成形する。
丸めにくければ多少歪でも大丈夫です。
④少し多めの油で揚げ焼きにする。
⑤中までしっかりと火を通せば完成です。

飼主様用には
分量を倍にし全てこね終わった後、塩、こしょうで味を軽く付けてから揚げ焼きにします。
お好みで焼かずにしっかりと揚げてもらっても大丈夫です。
黒酢やリンゴ酢などのお酢と醤油、砂糖、ウスターソース、ケチャップを混ぜ火にかけて、しっかりと火が通ったら水溶き片栗粉を少量入れてとろみをつけます。
火の通った肉団子を熱いうちにあんに絡めて出来上がり。

<簡単米粉のお好み焼き>

キャベツ 2枚
長いも 50g
卵 1個
豚ばら肉(カロリーが気になる場合は赤身肉やササミでも)80-100g  
米粉 大匙2

①キャベツはみじん切りにする。
②ボウルに皮をむいた長いもをすりおろし、米粉、卵を入れてよく混ぜる。
③キャベツと一口大に切った豚ばら肉を入れて混ぜる。
④フライパンでしっかりと焼いて完成。

いつもの飼主様が作るお好み焼き少ない材料で愛犬用にしてみました。
米粉で作るお好み焼きは外がパリッと中がもちっと焼けるので、飼主様にもおすすめです。
飼主様と一緒に作るときは、愛犬の分を取り分けたあと、いつものお好み焼きの味付けや追加の具材を入れて、楽しんでください。

<ミンチミルフィーユ風>

鳥ミンチ 100g
小松菜 2-4枚
卵 半分
米粉or片栗粉 大さじ1弱

鳥ミンチと卵、米粉をしっかりと練って混ぜる。
小松菜は洗ってラップに包み、電子レンジで1分ほど温める。
フライパン(卵焼き器が大きさ的に焼きやすいです)に少量の油を引き、混ぜ合わせたミンチタネを薄く伸ばして焼く。
押し付けるようにして薄くし、こげないように両面がカリカリに焼けたら取り出しておく。
フライパンの大きさにもよりますが3-4枚焼けます。
焼きあがったら鳥ミンチと小松菜を交互に重ねて出来上がり。

飼主様用には分量を倍量にし、ミンチタネに塩、こしょう、少量のマヨネーズで下味をつけたあと、フライパンでカリカリに焼きます。
重ねたあとはお好みの大きさにカットしてから、ポン酢であっさりとどうぞ。

終わりに

今回はメインになって愛犬も飼主様も一緒に食べられるレシピをご紹介しました。
飼主様の食事を作るついでにできて、特別な材料もいりません。
食べる量やアレルギーなど、具材や分量はおうち風にアレンジしていただいければいいなと思います。
手作りごはんを食べたことのない子には、トッピングから始めてみてくださいね。
愛情たっぷりご飯で、これから始まる暑い夏を乗り切りましょう!