ポカポカの春がやってきましたね!
春は、暑くもなく寒くもなく、最高の季節ですよね。
春の暖かさに、ついついワンちゃんとウトウトしてしまいそうになりますが、散歩も楽しい季節ですので、ぜひワンちゃんと一緒に春を満喫してくださいね。
さて、今回は春のフードにピッタリのワンちゃんが食べられる春食材についてみていってみましょう。

旬な時期に与えてあげたい!ワンちゃんのための春食材とは?

春が旬の食材って、どんなものがありましたかね?
まずはお野菜。
春はお野菜も目に楽しく、ワンちゃんにもいろいろとおすそ分けしてあげたくなるものですが、実は春先はワンちゃんの食欲減退の時期でもあるんですって。

もちろん、室内犬の子だとあまりそういった時期的なものの影響は受けずにいる子もいますが、食欲減退気味の子には旬の食材で、美味しく栄養を取ってもらいましょう!

ワンちゃんと一緒に楽しみたい!春の野菜はコレだ!

春の代表的な野菜を、ズラッと並べてみました。
代表格はやはり、春キャベツ!

→春キャベツ

スーパーの店頭で、きれいなグリーンの柔らかい葉っぱが見た目からしておいしそうな、春キャベツ。
甘みもあって、人間も春キャベツを楽しみにされている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ロールキャベツにしても良いですし、キャベツをシンプルに塩コショウで炒めても、キャベツサラダにしてもおいしいですよね!
そんな春キャベツ、ぜひワンちゃんともシェアしてあげたいものです。
ワンちゃんに与えるのであれば、サッとゆでてみじん切りにして、フードに乗せてあげると喜びますよ。
とはいえ、甲状腺にトラブルのある子は食べられないそうなので、甲状腺関連の持病がある子は我慢です。

→ブロッコリー

春の旬といえばブロッコリーも外せません。
1年中出回っているブロッコリーですが、春先になると値段が安くなっているのに気づかれるのでは。
そうです、ブロッコリーは春が旬なのだそうですよ。
しかも、全体的に甘くなるそう。
ブロッコリーの茎の部分は太くて、食べないともったいないからと、真ん中の部分だけ食べたりしますが、そこの部分は食物繊維が豊富すぎてワンちゃんはNGだそう。
ワンちゃんには花房の部分をみじん切りにして与えるとよいそうです。
もちろん、ビタミンたっぷりでワンちゃんの体も喜ぶはず。

→春といえば菜の花!

春にだけ楽しめる味といえば、菜の花です!
黄色の可愛らしい花が咲く菜の花ですが、ビタミンやミネラルが豊富なのでワンちゃんのフードのトッピングとしても、お勧めのお野菜です。
ただし、与える量には気を付けなくてはならず、例えば体重4キロ以下の超小型犬なら1日15g~20g程度を目安にするようにした方が良いそうです。

同じく、体重10キロ以下の小型犬なら、1日30g~60g、体重25キロ以下の中型犬なら70g~120g程度、体重が25kg以上の大型犬なら130g~140g程度、体重40kg超えなら170g~180g程度が目安量となります。

始めは一口から様子を見て、大丈夫そうなら増やす、といった方法が安心ですね。
菜の花に含まれるβカロテンは、ガン予防や老化防止に効果があるといわれていますし、βカロテンは体内でビタミンAに変換されますが、ビタミンAはワンちゃんの皮膚や粘膜の健康を守ってくれたり、視力を維持してくれること、また呼吸器を守る働きが期待できるのだそうです。

また、菜の花には鉄分がたくさん含まれているため、貧血予防にも効果が期待できます。
茎の部分は線維が多いので、もし与えるならみじん切りにした方が良いそう。
ワンちゃんの体は、繊維質を消化するのが苦手なので、避けたほうがベストでしょう。

→甘い春のニンジン

春のニンジンは、甘くておいしいですよね!
もちろん、βカロテンやビタミン、ミネラルがたっぷり含まれているので、ワンちゃんのオヤツに与えてあげたいお野菜です。
ワンちゃんの体には、健康な皮膚や被毛にしてくれたり、粘膜を健康に保ってくれたり、歯にも良いといわれていますよ。

カリウムもたっぷり含まれているので、血圧を下げてくれたりといった効果もありますし、抗酸化作用で免疫力をアップしてくれるので、病気に強い体つくりに一役買ってくれます。
人間なら千切りにして生でニンジンサラダにしてもよいかもしれませんが、ワンちゃんには柔らかく茹でてフードのトッピングや、散歩のオヤツにお勧めです。

→セロリ!

そうなんです、セロリも春のお野菜だそうなのです。
繊維質が豊富でワンちゃんはどちらかというと苦手。
無理に与えることもないですが、もし与えるなら根っこの部分は避けて、葉っぱなどを茹でてトッピングにしてあげたり、スープに入れてあげるとよいでしょう。
生でも大丈夫なので、ワンちゃんが生でも欲しがったら与えてみてもよいかもしれません。
ただし、少量で様子を見てあげてくださいね。

→やさしい色合いのグリーンピース

グリーンピースって、冷凍で使用することが多いかと思いますが、春はグリーンピースの季節なのです。
ぜひ、生のグリーンピースを味わいたいですね!
ワンちゃんも、グリーンピースは問題なく食べられますし、ドッグフードの原材料に入っていることもあるそう。

グリーンピースには、ワンちゃんに必要な10種を含めたアミノ酸すべてが含まれているとのことですが、動物性タンパク質には劣るそうなので、あくまでもオヤツ的な、トッピング的な立ち位置でグリーンピースを楽しませてあげましょう。

ちなみにグリーンピースには、なんとビタミンB群すべての栄養素を含んでいるそうで、大豆の約2倍、豚肉の約半分の含有量ですとのことですよ。
グリーンピース、フードにトッピングすれば、見た目も可愛いらしいですし、ワンちゃんも食感を楽しめそう。
ペーストにして冷凍しておき、ワンちゃん用のミルクで伸ばしてポタージュスープにしても◎

春のフルーツ、いちごもお忘れなく!

飼い主さんがイチゴを食べていると、ワンちゃんも欲しくておねだりしたりしませんか?
甘い匂いにかぶりつきたくなっちゃうのは、人間も犬も一緒なのかも?
イチゴには食物繊維のほか、ビタミンCもたっぷり含まれています。
また、ペクチンという水溶性の食物繊維も含まれており、腸内環境を整えてくれたり、アントシアニンが目の元気を守ってくれるといわれています。
一緒に楽しめるイチゴ、今日のオヤツにいかがですか?

春の魚といえば、鯛!

鯛は、春が旬なのだそうです。
鯛といえば、DHAやEPAといった飼い主さんも積極的に摂取したい栄養素が豊富に含まれているそうです。
ワンちゃんの体内では作ることのできない栄養素なので、ぜひ一緒に食べたいですね!
DHAは脳を活性化してくれ、EPAは血液をサラサラにしてくれますし、鯛にはたんぱく質も豊富に含まれているので、ワンちゃんの筋肉の維持にも良い食材です。

おいしくても×!ワンちゃんにあげてはいけない野菜とは?

皆さんもうご存じかと思いますが、ワンちゃんには与えてはいけないお野菜が結構あるので、念のため押さえておきましょう。

→ダメ、絶対!ネギ類

ワンちゃんに与えてはいけないということを、ワンちゃんを飼っていないお宅でも知っているくらいなので大丈夫だとは思いますが、ワンちゃんとネギ類の相性は最悪です。

ネギというと、玉ねぎ、長ネギだけを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はニンニクやニラなども含まれるそうです。
何がいけないのかというと、ネギ類に含まれるアリルプロピルジスルファイドという成分がダメなのだそう!

「いや、昔はお味噌汁かけご飯を食べていたのだから大丈夫でしょう。」
とおっしゃる方もいらっしゃいます。
が、ワンちゃんはネギを食べると、ネギに含まれる成分がワンちゃんの血液を破壊するため、貧血や血尿、下痢や嘔吐、それに伴う腹痛や頻脈などがみられるそうです。

中毒症状が重くなると、命を落としてしまう子もいるようなので、たかがネギ、と侮れないのです。
しかも、お味噌汁などにネギが入っていたとして、ネギを避ければ大丈夫だと思われている方もいらっしゃるようですが、お味噌汁にはネギの成分がしみだしているのでNGなのだそうです。

同じく、コンソメスープなども
「フードにちょっと味付けしてあげよう」
なんて思われて与えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、塩分とネギが心配なのでやめておきましょう。

→ワンちゃんにアボカドは毒!

毒ってことはないでしょう、なんて思われてしまいそうな、アボカド。
サンドイッチなどに入っていると、おいしいですよね。
森のバターとも呼ばれ、栄養価も高いアボカド、ワンちゃんにも一口くらい与えたくなるかもしれませんが…。

アボカドに含まれるペルジンという成分は、ワンちゃんに嘔吐や下痢などの症状を引き起こすそうです。
「え?うちのワンコは食べているけど、別に何も変化はないよ」
という方もいらっしゃるかもしれません。

ワンちゃんによって、アボカドが得意なことそうでない子がいる、ということのようです。
ワンちゃんがアボカドを食べて1~3日くらい経った後、消化器症状や呼吸器症状などを見られるケースがあるため、与えないほうが良いとされているそうですが、食べていても大丈夫だった子は、大丈夫な子なんでしょうね。

→ワンちゃんにほうれん草は少しならOK

ほうれん草といえば、食卓ではおなじみですし、ワンちゃんが食べても問題なさそうな見た目ですよね。
けれど実は、ほうれん草に含まれるシュウ酸がワンちゃんには心配なのだそう。

多量に食べてしまうと、尿道結石などのリスクが上がるので、アク抜きして与えるなどといった工夫と、量も与えすぎないといった決まりが必要なのですね。

量の目安としては、体重4キロ未満の超小型犬でほうれん草1本~5本(5g~25g)、体重10キロ以下の小型犬でほうれん草1株:茎5本~7本(25g~50g)程度、体重25キロ未満の中型兼なら中型犬2株:茎7本(50g~90g)程度、体重25キロ以上の大型犬なら袋詰めで売られているものの半分(90g~140g)程度食べても問題ないそうです。

ほうれん草を与えるなら、ピューレにしてフードにかけてあげてもよさそうですね。

終わりに

いかがでしたか?
1年中見かける野菜にも、「旬」の時期があり、旬を意識するだけでグッとおいしく、栄養素の高いものが食べられる、ということなのです。

飼い主さんが春野菜を楽しむのであれば、ワンちゃんにもぜひともおすそ分けしてあげたいもの。

工夫次第では冷凍してフードのトッピングやおやつにしたり、スープにしてあげたりと楽しめますし、ワンちゃんもおいしいお野菜なら食欲が減退していても食べてくれるかもしれません。

美味しい春野菜、ぜひワンちゃんとお楽しみください!

●参照:
犬と楽しむ春野菜。食事に取り入れて季節を楽しもう。

犬に食べさせてOKな春が旬のフルーツ10選【獣医師監修】

犬がほうれん草を食べても大丈夫。与え方の注意点を獣医が解説

【獣医師監修】犬に菜の花は与えてもOK!食べてもいい量と与えるときの注意点!

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