人にとって食べ物がおいしい季節になり、愛犬たちにも旬の食べ物をと思う季節ですが、そもそも愛犬にとって美味しいものとは何でしょううか。

毎日同じフードだと飽きたり嫌になったりするのでしょうか?
フードにすぐ飽きると言われる理由は何なのでしょうか?
調べてみました。

愛犬は食事に飽きるのか?

毎日同じフードを食べるわが子を見ていると、飽きないのかな?もっと美味しいものが食べたいのじゃないかな?と一度は飼い主様も思われるのではないのでしょうか。

結論から言えば、飽きません、とお答えすることができます。

何故飽きたように見えるのか?

人と違い、愛犬たちの味覚細胞は人の5分の1位しかないと言われます。
つまりは、人の6分の1しか味を感じる事が出来ないのです。

感じる味覚も人のように多彩ではなく、うまみ成分などはほとんど感じることができないとも言われています。

愛犬たちは、味覚よりも嗅覚で食事を楽しむようになっているのです。
その匂いが落ちてきたり、他の食べ物の方が良い匂いを発していると、それまで食べていたものを食べなくなったりするようになるのです。

愛犬たちが食べるフードは一度封を切るとひと月~ふた月は開封された状態になっています。
そうなると、どんどん匂いと風味が落ちていくため良い匂いがしなくなり、そのフードに魅力を感じず食べなくなり飽きたように見えるのです。

食べなくなる原因は?

新鮮なフードであったり、フードが合わない訳でもなく、元気もあるのに食べなくなった、と言う状態になると、飽きたと思われると思いますが、実際は飽きたからではないのです。

原因の多くは、間食が多かったり、人の食事をおすそ分けしていたり、食べないからと違うフードに変えてみたりと飼主様の工夫が逆効果になっていることです。

おやつは食べるけどご飯は食べたり食べなかったりなの、とはよく耳にする言葉です。
おやつは嗜好性が高く香りが強かったり味を付けていたりするものが多いため、毎日のご飯よりもずっと美味しい味がします。

ご飯を食べなければ美味しいおやつがもらえるかもしれない、と考えるようになって、ご飯を食べなくなるようです。

もしくは、このご飯を食べなければママが食べているとっても美味しそうな匂いのするご飯を食べさせてもらえるかもしれない、とも思うようです。

一口でも食卓に上った美味しいご飯を食べたことがある子では、そのご飯を食べたくてわざとご飯を食べなかったり、もらえるまで諦めなかったりとなかなか手ごわくなってしまいます。

食べてもらわないと、と思うあまりおやつをあげたり飼主様の食事を与えることはよいことではありません。
嗜好性の高いおやつや人の食事はカロリーや塩分が高いものが多く、頻繁に与えると病気のもととなってしまいます。

ドライフードは必要な栄養やカロリーがきちんと計算されている主食ですので、おやつや飼主様の食事を欲しがらず主食を食べてくれるようにしていきましょう。

食事の量が多い場合も

おやつを沢山与えていたり人の食事を与えていなくても食事を残す場合は、飽きたのではなく食事の量が多い可能性があります。

栄養やカロリーがしっかりと計算されているため、愛犬の身体にとって必要以上の栄養を欲していない場合があります。

また、運動不足の場合も必要以上に食事を食べなくなりますので、パッケージに書かれている量を与えているのに、と思う場合も、体重に変化がなく特に健康に影響がなさそうな場合は、食事の量を減らしてみて様子を見てください。

減らした量を完食していたら、それがその子の適量と言うことになります。

夏と冬では消費するエネルギーが違い、冬は体を温めるために沢山のエネルギーを消費するのですが、夏の方が消費するエネルギーが少なくなるため、夏場に食欲が落ちるのもこういった事が理由に挙げられます。

規定量だから絶対に食べさせなければ!とは思わずに、我が子に合った量を知るようにしましょう。
無理にトッピングやおやつを併用して食べさせることは肥満や食べ過ぎでの病気を発症しやすくなります。

高品質なフードで適量を見極めることが大切です。

食べなくならないようにするには

やはり食べなくなると心配になりますし、食べてほしいと思うのが親心です。
それでは、どのように日々の食事を気を付ければよいのでしょうか。

フードは一か月で使い切れるパッケージのものを選び、開封後は密封された容器に入れて保管するようにしましょう。

香りや風味のためだけではなく、フードの酸化を防ぐためにも必要な保存方法です。
フードだけではどれだけ新鮮でも、すぐに食べなくなると言う場合には少量の生肉のトッピングが食欲を刺激するため効果的です。

生肉は身体に必要な栄養素が多く含まれています。
また新鮮な肉の匂いが愛犬の食欲を刺激してくれます。

間食や人の食事を与えるよりも、必要な栄養が含まれたきちんとした食事を食べるための一工夫で、フードを食べなくなることがぐっと減らせるはずです。

最後に

愛犬は食事を気分で選ぶことはできません。
飼い主様が選んだ食事を、いつも楽しく美味しく食べることが喜びです。

フードの質に問題がないのなら、あれこれとフードを探して試す前に生活環境や食事、おやつの与え方を見直してみてください。

ちゃんとした理由が潜んでいるかもしれませんよ。





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