ドライフード中心の食生活の現代の愛犬には、オメガ3と言われる必須脂肪酸が不足していると言われています。

必須脂肪酸とは何か?不足するとどうなるのか?なぜ必要なのかをひとつずつ説明していきます。

オメガ3ってナニ?なぜ必要なの?

オメガ3は体内で合成されない必須脂肪酸
・α-リノレン酸 ALA
・ドコサヘキサエン酸 DHA
・エイコサペンタエン酸 EPA
をさします。

サーモン油など魚系油にはDHAとEPAが、亜麻仁油、ヘンプシードなどにはALA(アラ)が含まれています。
ALAは栄養を得るためにはDHAやEPAに変換する必要がありますが、そのためには酵素が必要となってきます。

必須脂肪酸は体内で作ることが出来ないため、食べ物で体内に取り入れる必要がある脂肪酸で、不足すると健康に影響が出てきます。
健康に影響と言われても、油の何が体にいいの?と思いますよね。

オメガ3脂肪酸は艶やかな被毛や健康な皮膚にすることは知られていますが、その他の健康効果はどれくらいご存知でしょうか?

・ガンの予防
・心臓や血管の健康
・腎臓病の改善
・免疫機能の向上
・炎症の緩和
・アレルギーやアトピーなどの症状緩和
・関節や足腰の健康維持
・脳や目の健康

など沢山の健康にかかわる大切な栄養となっています。
ではオメガ3脂肪酸が不足するとどうなるのでしょうか?

・毛が薄い、変色、
・脱毛する。
・毛がべたつく。
・乾燥肌やふけ。
・吹き出物やニキビなど皮膚の状態が悪い。
・体重が減る。
・アレルギー様症状(耳感染、湿疹など)
・怪我の治癒が遅い
このような兆候があると、オメガ3が不足している状態と言われています。

オメガ3脂肪酸のメリット

健康効果が多く発見されているオメガ3ですが、様々な病気の予防や改善が期待されています。

心臓病

高血圧や心室性不整脈など、心血管障害を防ぐ事が出来ると言われています。

コレステロールを下げる

甘いものを食べている子や、脂身の多いお肉を食べている子、バターやパンが好きでよく食べている、卵をたくさん食べるなど人が食べるものを多く食べていたり運動不足だったりと、人と同じ生活習慣病と言われる状態になっている子には、オメガ3を適切に摂取する事で血中のコレステロールが下がる事が期待されています。

肥満の子や、病気で高脂血症になっている場合にもオメガ3は有益と言われています。

脳や神経機能のサポート

オメガ3脂肪酸に含まれるDHAは脳の働きをサポートするための重要な栄養素です。
記憶力が良くなる、痴呆症の予防など、人と同じように愛犬にも必要な栄養です。
近年では愛犬の高齢化による痴呆が話題になっていますので、予防のためにも与えたい栄養素です。

アレルギーの改善

近年の愛犬事情として約40%にアレルギーがある、または予備軍であると言われており、原因としては栄養が豊富になったものの必要以上の添加物やトウモロコシ・小麦という穀物類を多く含んでしまうドライフードもあり、せっかく愛犬の健康を考えて与えているご飯がアレルギーの原因になっているという、、、何とも複雑な状態です。

アレルギーは免疫力が落ちてくると発症しやすくなります。
オメガ3脂肪酸は免疫力を強化してくれますので、アレルギーの症状の改善や軽減が見込まれます。

炎症を抑える

炎症性の関節炎やリウマチを抑えるのに効果的で、症状を軽減する事が出来ます。
炎症性の腸疾患を始め、炎症を抑え軽減する効果があります。

腎臓病への効果

オメガ3脂肪酸は腎臓病の悪化を遅らせる事が出来ると言われています。
愛犬の腎臓病は年々増えてきている、飼主さんを悩ませる病気の一つです。
腎臓の病気は悪化すると腎不全となり死に至ります。

現代の愛犬が日々食べるドライフードでは水分が補い切れず慢性的に水不足に陥っている子も少なくありません。
そうなると腎臓に負担が掛かり、徐々に弱っていってしまいます。

また、塩分の強いフードや食事を与えていると腎臓に負担が掛かります。
腎臓の病気が増えてきているのは現代病の一つでもあります。

そんな腎臓の負担を減らす、腎臓病の予防に期待できるのがオメガ3脂肪酸です。

オメガ3脂肪酸の必須脂肪酸は腎臓の療法食にも多く含まれていることからも、予防に期待ができると言えるでしょう。

オメガ3脂肪酸に含まれる抗炎症作用が腎臓の炎症を軽減し、血流を良くします。

オメガ3脂肪酸の腎臓への効果的な働きについては獣医学の文献でも、「オメガ3脂肪酸を添加すると、糸球体濾過量(GFR)が 維持されるのに加え、コレステロール・トリグリセリド、蛋白尿および組織損傷が軽減することで、腎臓の保護効果が得られる 」(犬および猫の慢性腎不全の栄養管理 dennis J より抜粋)と発表されています。

オメガ3脂肪酸を積極的に摂取する事は、腎臓への負担、腎臓病の改善や予防に期待できます。

ガンの抑制

オメガ3脂肪酸は特定のガンの抑制に効果があると発表されています。
ガンの成長を防止し、拡散を遅らせると言う事がわかってきています。
ガンと闘うための免疫力を強化する働きもあるので、オメガ3脂肪酸が添加されているガン専用のドライフードも発売されています。

オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の違い

オメガ3脂肪酸と並んでよく聞くのがオメガ6脂肪酸ですが、同じ脂肪酸でも違いがあります。

オメガ6の脂肪酸は、
・リノール酸(犬や猫の必須脂肪酸)
・ガンマリノレン酸
・アラキドン酸
等から構成されています。

リノール酸は犬や猫の健康の為に重要なオメガ6必須脂肪酸です。
リノール酸が不足すると皮膚の乾燥や光沢が無くなり、毛がもろく抜けやすくなります。

そして、オメガ6はオメガ3とは逆に炎症を促進する効果があります。
コレステロールや血圧を下げる一方で、免疫力やガンやアレルギー症状の低下があるのです。

オメガ3は炎症を抑え、オメガ6は炎症を促進するというお互いが抑制し合う関係です。
オメガ3とオメガ6をはバランスよく与える必要があるのです。

理想的なバランスはオメガ6脂肪酸:オメガ3脂肪酸は5:1、もしくは10:1と言われます。
そうなると、オメガ6脂肪酸もサプリなどで与えたほうが良いのでは?と思われるところですが、ここでオメガ3脂肪酸との違いが出ます。

オメガ6脂肪酸は様々なものに含まれているため、むしろ多く摂取していると言われています。
フードにも添加されているため、余分に与える必要が無いのが現在のオメガ6脂肪酸事情です。

オメガ3脂肪酸を取り入れるには

熱に弱く酸化しやすいオメガ3はドッグフードに添加する事が難しいため、トッピングやサプリメントで与える必要があります。

魚油系オメガ3脂肪酸オイル

広く知られているのがオイルタイプのオメガ3脂肪酸です。
酸化しやすいので保存に気をつけ、出来るだけ6週間ほどで使いきれるサイズの物を購入するのが良いです。

愛犬用のトッピング食材として多くのお店で売られていますので、保存容器や酸化に対する対策がされている物を選びたいです。
DHAやEPAが含まれていて手軽に手が入るのがサーモン系のオイルです。

トッピングしやすく、酸化防止にも配慮されたボトルに入っている事が多いので、愛犬用商品としてドライフードの購入時などに一緒に購入できるので手に入りやすいのも特徴です。

植物油系オメガ3脂肪酸オイル

α-リノレン酸が含まれている人と犬とが使える油として人気なのが、亜麻仁油です。
こちらも酸化しやすいので開封すると6週間ほどで使い切る必要がありますが、人も一緒に使えるため意外と早く使い終われたりします。

人用にはドレッシングと一緒にかけたりお味噌汁に入れたりと調理方法は様々です。
愛犬には1日にティースプーン1杯分をフードにかけて与えてあげます。
人用と一緒に使えるのでスーパー等で手軽に購入できます。

サプリメント

魚系オイルや亜麻仁系オイルをトッピングしたらご飯を食べなくなってしまう場合もあります。
独特の匂いが苦手な子には、サプリメントで与えてみましょう。

粒のタイプも様々で、おやつのようなものもありますので、お家の子が食べやすく気に入ってくれるものが見つかるはずです。
粉末のものも売られていますので、粒状だと食べない場合は粉末にもトライしてみてください。

オメガ3脂肪酸がなぜ不足するのか

オメガ3脂肪酸は自然のものには含まれていますが、熱や酸化に弱く日常に口にするドライフードへの添加が難しいため、あまり含まれていないと言う理由があります。

おやつなどにも含まれているものもありますが、加工食品には少量しか入っていないため、あえて追加をしてあげないことには足りていない状況になります。

白米や小麦にも本来オメガ3脂肪酸は含まれているのですが、精製されることによってオメガ3脂肪酸が含まれている胚芽部分がほとんどが失われてしまっています。

その為、白米や小麦からでは多量の摂取ができません。
その一方でオメガ6脂肪酸は植物系油(サラダ油やヒマワリ油など)、白米や小麦など精製された食品には多く含まれるため、過剰に摂取している状況です。

また、現代の愛犬たちは様々なストレスを抱えていると言われています。
オメガ3脂肪酸はストレスによって消耗していくと言われており、食品添加物によっても影響を受け消耗するため、常に不足してしまう状況になってしまっています。

オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸をバランスよく

オメガ3脂肪酸もオメガ6脂肪酸も、愛犬の健康のためには欠かせない栄養素です。
どちらが欠けても健康維持はできません。

けれど、現代を生きる愛犬たちにはそのバランスが崩れていることが多く、そのために本来の健康な身体を失っている状態です。

アレルギーやコレステロールの過剰、腎臓への負担など、野生を生きていた頃の犬にはない体の変化を犬本来の身体に戻すためにも、必要な栄養をバランスよく摂取する必要があります。

その中でもバランスが崩れがちな必須脂肪酸、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスをしっかりと整え摂取することが、元気に輝く健康な愛犬を作っていきます。

過剰に摂取せず、そして不足することもないように気を付けながら、日々の食事で必須脂肪酸・オメガ3脂肪酸を取り入れていきましょう。





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