愛犬のダイエットにお勧めの生肉を紹介！肥満だから肉がだめなんてことはないです！

1 愛犬の健康には食事が鍵？！
2 なぜ生肉を勧めるの？
- 2.1 老犬にも生肉って大丈夫？
3 酵素って何？
- 3.1 なぜ酵素は足りなくなるの？
- 3.2 酵素が足りなくなるとどうなるの？
4 生肉の肥満防止効果について
5 生肉を与える時に気を付けたいこと

愛犬の健康には食事が鍵？！

愛犬の肥満に悩まされている方は、万病のもとの肥満はどうやって改善したらよいかに日々試行錯誤されているのではないでしょうか。
長めの散歩に出かけてみたり、ドッグフードも肥満対策用の脂肪分少なめのものを選んでみたり…。

私たちの愛犬の祖先は、野山で大きな動物から小動物まで、あらゆる動物を狩り、狩った獲物を食べる生活をしていました。
その中には太った犬もいたかもしれませんが、大半がベスト体重で体の引き締まった健康的な野生の犬だったのではないでしょうか。
ここで注目したいのが、その際に犬が食べていた獲物です。
もちろん、この獲物の肉は、生肉ですよね。
そう、犬は生肉を食べて、元気に野山を走り回っていたのです。

現在ペットとして人間に大切に飼われている犬たちと比較してみると、野生に生きていた犬の環境は厳しく、毎日食事にはありつけなかったかもしれません。
ところが現代では、飼い犬たちは、寝るところも住むところも与えられ、食事にも困らない生活の中、大切に育ててもらっているのです。
けれど、食事内容に関して言えば、犬たちにとっては人間に与えられている食事が必ずしもベストといえない状況に置かれている犬たちが多くいるのです。

それでは、なぜ私たちのペットは大切に育てられているのに、ベストな環境ではないといえるのでしょうか？　

その答えの一つは、多くの飼い主の方たちが、愛犬にドライフードや缶に入っている餌を食事として与えているからなのです。
「犬にはドッグフードが一番、ドッグフード以外を与えると病気になって早死にする」なんて説を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
愛犬には元気に長生きしてほしい、そう考える飼い主たちが、犬のために開発されたドッグフードを愛する犬たちのために与えているわけですが、犬にとって良かれと思ってやっていることが、実は犬の健康を脅かす原因になりえるのです。

周りから耳に入るドッグフードは犬にとってベストという説のせいで、「ドッグフードは、カロリーや栄養バランスが整っているから、これさえ与えておけば元気に長生きしてくれる」、と信じ切っている飼い主さんたちがいらっしゃいます。
さらになんとなく、ドライフードなどの宣伝文句やパッケージから、ドッグフードは犬にとってスムーズな消化吸収で栄養を取り込める手軽な食品のように受け取ってしまっている飼い主さんもいらっしゃるでしょう。

ところが今、多くの飼い犬たちは、ドッグフードのみを食べていてもカロリー過多になってしまい、肥満に悩まされたりしているのです。
飼い主さんにとっては、人間の食べ物を与えているわけでもないし、そんなにカロリーを与えすぎているわけでもないのに、と腑に落ちませんよね。

ここでは、そんな飼い主さんたちや、愛犬に元気に長生きしてほしい飼い主さんたちに、生肉についてご紹介しています。
愛犬にとって健康的な体を作るのは、飼い主さんたちの役割ですよね。そして体ができるのは、やはり口に入れるものから。
ドライフードのみを与えている飼い主さんは、ぜひ注目してみてください！

なぜ生肉を勧めるの？

みなさんは、「酵素」という栄養素をご存知ですか？最近健康食品などでも注目を浴びているので、聞いたことがあるという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。私たち人間の健康において、「酵素」は欠かせないもので、特に健康志向の方は酵素ジュースなどを愛飲されている方もいらっしゃいますよね。

この「酵素」という栄養素は犬にとっても、健康な体を作るためにはとても大切なものなのです。そして生肉には、その酵素がたっぷり含まれているのです。さらに、添加物の含まれていない生肉は、アレルギーとも無縁。何が入っているかわからない加工食品よりも、新鮮な生肉なら安心して与えることができるのです。

老犬にも生肉って大丈夫？

もううちの犬は老犬だから、特別に生肉を与えてまで酵素を摂取するなんて必要ない、と思われる飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。実は老犬も生肉を与えることで、犬の体内でエネルギー転換もしっかり行われ元気に過ごすことができるといわれています。老犬にとって、毎回の食事でしっかり栄養素を体内に取り込むことは、長生きにつながる重要なポイントです。家族の一員として、少しでも長く一緒にいたい。生肉は、そんな老犬との時間を過ごしている飼い主さんにとっても、おすすめなのです。

酵素って何？

生肉に含まれる酵素とは、どんな働きをしてくれるのでしょうか？ここでは、酵素について詳しく見ていってみましょう。

酵素は体の中で、食べたものを分解し、消化するために欠かせません。これは、人間にとっても動物にとっても変わらず、酵素が食べ物をしっかり分解し、口に入ったものを栄養として体内に取り込むことで、免疫力や抵抗力を高めてくれるのです。

生肉に含まれる酵素は、愛犬の体の中でスムーズな消化吸収を助けてくれることで、犬が病気にかかるリスクを低減させ、健康に暮らせるお手伝いをしてくれるのです。

なぜ酵素は足りなくなるの？

酵素は、どうして足りなくなってしまうのでしょうか？
酵素は大きく分けて、潜在酵素と食物酵素の２種類に分けることができます。
潜在酵素というのは名前だけ聞くとややこしいかもしれませんが、私たちの体の中で作られている酵素で、消化酵素や代謝酵素がこれに当てはまります。
食物酵素は、その名の通り発酵食品や生ものなど、食品に含まれている酵素です。
もともと肉食である犬は、体内で酵素を作り出すのが難しいといわれています。
そのせいで、酵素不足になってしまうのですね。
酵素不足を防ぐため、私たち飼い主は愛犬のためになるべく酵素が含まれた食事を提供することが大切なのです。

酵素が足りなくなるとどうなるの？

酵素が含まれないドライフードを食べ続けていると、どうなってしまうのでしょうか？
酵素不足のため、結果として代謝能力が落ちて肥満気味になってしまったり、免疫力が低下して病気がちになってしまうことが考えられます。
さらには毛並みがパサついてしまう、目ヤニ、フケといった症状が気になる犬も目立つようになります。
毛並みのパサついている子の飼い主さんは、シャンプーの種類などが気になるかもしれませんが、実は酵素不足なのかもしれません。

生肉の肥満防止効果について

生肉を愛犬に与えることで、肥満防止になるという話を聞いたことがありませんか？
肉を与えたら、余計太りそうなイメージがあるかもしれませんが、必ずしもそうとは言えないのです。
酵素たっぷりの生肉は、愛犬の体内でビタミンやミネラルといった栄養素のスムーズな消化吸収が期待できます。

作られる過程で糖類などいろいろなものが混ざり、人の手で人工的に加工されたドライフードなどのペットフードは、生肉よりも手軽に与えることができるので、便利ですよね。
けれど、手のくわえられたドライフードには、カロリーは十分入っていても、愛犬にとって大切な酵素やビタミンは加熱処理の過程で失われてしまうのです。
酵素やビタミンは、５０度前後の熱で破壊されてしまうため、しっかり酵素やビタミンを摂取させたい場合は、やはり生の状態で与えるのがベストなのです。

カロリーに気を付けて適量のドライフードを与えているはずなのに肥満になってしまっている犬たちは、こういった体にとって大切な栄養素が足りていないので、カロリーは取れているのに栄養不足気味になってしまっているのです。
そのため、体がため込もうとしてしまうのですね。
エネルギー転換がうまくいっていない証拠、ともいえるのではないでしょうか。
食事をドライフードといった加工食品から生肉に変えてみましょう。
生肉を与えて犬がしっかり栄養が取れるよう工夫してあげると、犬の体は栄養が十分に満たされるため太りにくくなるのです。

犬の体の中に食物が入ったとき、その食物がスムーズにエネルギー転換できれば、肥満の予防・改善の効果が期待できるのです。
そして加工食品よりも、なるべく手の加わっていない食品のほうが人間の健康にとっても良いように、なるべく人工的に加工処理されていない食品のほうが犬の健康にとっても良いのです。
特に生肉に含まれるビタミン類や酵素といったミネラルは、犬がお腹いっぱい食べてもスムーズな消化吸収のため、肥満になりにくいのです。
自分が愛犬の立場になって考えてみると、ちょっとの量でカロリーが摂取できてしまうペットフードよりも、生肉のほうが食べごたえもあるような気がしますよね。
昔の犬のように犬の食事を生肉に変えれば、犬にとって大切な栄養素をしっかり体内に取り込むことができるようになり、免疫力もつき、さらに肥満の予防・解消が期待できます。愛犬の肥満でお悩みの飼い主さんは酵素たっぷりの生肉を、しばらく与えてみてはいかがでしょうか。